Notion AIでチームの雑務をなくす

ツール紹介

仕事の内容より、報告書を作ること自体が仕事になってしまっている。これ、本当によくある話なんですよね。でも実は、NotionとAIの組み合わせで、かなりの部分が解決できます。今日は私が実際に使っている方法をお伝えします。

この記事のポイントをスライドでも解説しています

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現場太郎

Notion AIで議事録からタスクを自動で抜き出せるって、すごいですけど…うちみたいな10人くらいの会社だと、そこまでいらない気もするんです。

よしなか

いやいや、むしろ少人数こそ効くんやで。記事にもあったやろ、毎週の進捗報告に1人2時間て。10人おったら20時間や。その雑務をAIに渡すだけで、まるっと一人分浮くんよ。

現場太郎

たしかに…。でも「/ai extract actions」とか、設定が難しそうで手が出せなくて。

よしなか

それな、文字起こしを貼って一行打つだけやねん。最初のデータベースだけ軽う決めといたら、あとはボタン一個でレポートの骨子ができる。やってみたら「なんやこんな簡単やったんか」てなるで。

現場太郎

カスタムエージェントはBusinessプランからですよね。月150ドルって、踏み切れるか不安で…。

よしなか

まずは無料かTeamプランで試したらええよ。議事録整理が数時間減るだけで元は取れる。完璧に揃えてからやのうて、今あるもんで一個始めてみ。その浮いた時間、ほんまにやりたい仕事に使えるんやから。

Notion AIで議事録とタスクを自動化する

Notion AIを使ったことはありますか?Notionのページ上で「/AI」と入力するだけで、AIアシスタントが即座に起動します。私が特におすすめしているのが「アクションアイテム抽出」機能です。

使い方はシンプルです。会議後に文字起こしツールで書き起こしたテキストをNotionに貼り付けて、「/ai extract actions」と入力する。すると、AIが議事録を解析して、担当者ごとのタスクリストを自動で作成してくれます。これだけで、議事録整理にかかっていた時間がざっと60〜70%削減できます。

私自身も毎週の打ち合わせ後にこれを使っています。以前は30分かかっていた作業が5〜6分で終わるようになりました。「なんで今まで手作業でやってたんだろう」と、正直思いましたね。

定型タスクのテンプレート化で毎週の作業を自動化

Notionのデータベースには、リスト・ボード(カンバン)・カレンダー・タイムラインの4種類のビューが標準装備されています。これ自体も便利なんですが、AIのサマリー機能と組み合わせると、さらに強力になります。複数のプロジェクトが同時進行しているとき、全体の進捗を把握するだけでも一苦労ですよね。Notion AIのサマリー機能を使えば、各プロジェクトページに蓄積された更新情報やコメントをAIが自動で要約してくれます。マネージャーが数分でチーム全体の状況をキャッチアップできる、という使い方です。

繰り返し発生する定型タスクも、Notionのテンプレート機能とAIを組み合わせれば自動化できます。たとえば「週次レポート作成」テンプレートを作り、「先週の進捗をAIで要約」「今週の重点タスクをリストアップ」といったAIブロックを埋め込む。ボタン一つでレポートの骨子が完成します。AI活用の基礎についてはAI活用カリキュラムでも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

チームで使うならカスタムエージェントが本命

2026年2月、Notionに大きなアップデートがありました。カスタムエージェント機能のリリースです。これが正直すごい。従来のAI機能は「自分でプロンプトを入力して使う」ものでしたが、カスタムエージェントは違います。タスクを割り当ててトリガーを設定するだけで、AIが自律的に動き続けます。人間が都度指示しなくても、エージェントが勝手に動いてくれるんです。

①Q&Aエージェント:よくある質問に自動回答

Slackで同じ質問に何度も手動で答えていませんか?カスタムエージェントを設定しておけば、NotionやSlack、メールなどの情報源にアクセスして、AIが自動で回答してくれます。フィンテック企業のRamp社では、製品に関するさまざまな質問に高い成功率でエージェントが回答。チームはもはや「チャンネルを監視する」作業から解放され、改善点を確認するだけでよくなったそうです。

②タスク振り分けエージェント:受信リクエストを自動管理

受信したリクエストを取得してタスクに変換し、適切な担当者に自動で振り分けます。Remote社のITオペレーションマネージャーは、このエージェントによって「チームの作業時間を週20時間削減した」と報告しています。週20時間です。年間換算すると、ほぼ1人分の業務量に相当します。

③プロジェクト報告エージェント:レポートを自動生成

毎日の進捗報告、毎週のスプリントまとめ、毎月のOKRレポート。これらをエージェントが自動作成します。BraintrustのマーケティングVPは、このエージェントで「1日20分は節約できている」と語っています。小さい数字に聞こえるかもしれませんが、1年間で約80時間。そのぶんを、より創造的な仕事に使えるわけです。

ここで少し考えてみてほしいのですが、あなたの「得意なこと」「本当はもっとやりたいこと」は何でしょうか?毎週の報告書作成や議事録整理じゃないはずです。面倒な作業をAIに引き受けてもらえたら、あなたは何に時間を使いたいですか?そこに、あなたの本当の価値があると私は思っています。

導入の現実的な話と料金プラン

「Notionって有料なの?」という質問をよく受けます。正直に言うと、無料プランでもかなりのことができます。ページとブロックは無制限に作れて、データベース機能も全部使えます。10名までのゲスト招待も可能。まずは無料から試して、必要に応じてアップグレードするのが現実的なルートです。

2026年現在の料金プランはこうなっています(月額・ユーザーあたり)。Personalプランが8ドル、Teamプランが15ドル、Businessプランが25ドルです。AIを無制限で使えるのはBusinessプランからで、先ほどご紹介したカスタムエージェントもBusinessプラン以上が対象です。

5〜10人のチームなら、Teamプランで始めてみて、AIを頻繁に使うようになったタイミングでBusinessに移行するのが現実的だと思います。月額15ドル×10名=150ドル。1ヶ月で議事録整理の時間が1人あたり数時間削減できると考えると、コストの元はすぐに取れます。

ZapierやMakeとの連携も強力です。「Slackの特定チャンネルへの投稿が自動でNotionのタスクになる」「Googleカレンダーの予定が自動でNotionに議事録ページを生成する」といった連携が、コードなしで実現できます。導入時のつまずきポイントを正直に言うと、「最初のデータベース設計をきちんとやっておかないと、後で整理が大変になる」という点です。チームスペースの権限設定とデータベースのプロパティ設計だけは、最初に少し時間をかけて決めておくことをおすすめします。

面倒な雑務をAIに任せて、あなたが本当に好きなこと・得意なことで社会に貢献できる。そんな働き方が、今すぐ始められます。あなたの会社でも、ぜひ試してみてください。

AI導入についてのご相談はつむぎや株式会社までお気軽にどうぞ。

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