営業提案書をAIで自動作成する方法

ツール紹介

営業提案資料の自動作成AIとは、テキストを入力するだけで構成・文章・デザインまで自動生成し、提案書のたたき台を数分で仕上げてくれるツールのことです。「商談前日に徹夜でパワポと格闘した」という経験がある方は、その働き方をもう終わりにできる時代が来ています。

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営業提案書、毎週何時間かけていますか?

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結論から言うと、多くの営業担当者は提案資料づくりに想像以上の時間を奪われています。中小企業基盤整備機構やGENAI株式会社の調査でも、パワポ作業には週4〜8時間が使われているとされ、時給換算すると月数万円分の「見えない人件費」になります。それでも帝国データバンクが2026年3月に実施した調査(全国企業2万3,634社対象)では、中小企業の生成AI活用率はまだ32.4%にとどまっています。裏を返せば、今から始める人はまだ先行者になれるということです。

HELP YOUの調査でも、AIで資料を作成した際の満足度は74%に達しています。一方で「結局、人の手で修正・調整する工程が必要だった」という回答も31.1%あり、AIは「自動完成ツール」ではなく「時間短縮ツール」だと捉えるのが正確です。この前提を押さえたうえで、実際にどのツールをどう使うかを見ていきましょう。

現場太郎

AIで提案資料が作れるって聞くけど、正直うちみたいな小さい会社でも使えるんですか?お金もかかりそうだし…

よしなか

それがな、思てるより全然カンタンやで。GammaもCanvaも無料枠があるし、まずはタダで触ってみたらええねん。

現場太郎

えー、無料でそこまでできるんですか?

よしなか

もちろん有料版の方が枚数とか出力形式は充実するけど、「使えるかどうか」だけなら無料で十分わかるで。まずはやってみるのが一番の近道や。

営業資料に強いAIツールを比較する

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スライド自動作成AIは、それぞれ得意分野が違います。まず押さえたいのは「0から構成案を作るのが得意なツール」と「見た目を整えるのが得意なツール」の違いです。営業現場では、最終的にPowerPointで上司確認をするケースが多いため、PPTX形式で書き出せるかどうかも重要な比較ポイントになります。

ツール名

得意なこと

無料利用

PPTX出力

Gamma

テキストから一気にスライド生成、デザイン性の高いたたき台作成

あり(クレジット制)

Canva(マジックデザイン)

デザイン整理、素材活用、見た目のブラッシュアップ

あり

Microsoft Copilot for Microsoft 365

PowerPoint内での構成案生成、社内データ活用

他サービス契約内

イルシル

日本語の構成整理、日本企業向け資料のたたき台作成

あり(作成数に制限あり)

不可(有料プランのみ)

この比較は株式会社リコーのビジネスブログでも整理されている通り、「どのツールが一番優れているか」ではなく「自分が何をAIに任せたいか」で選ぶのが失敗しないコツです。骨子づくりはChatGPTやClaude、スライド化はGamma、仕上げはCanvaやPowerPointというように、工程ごとに使い分けるのが実践的です。

提案書はどこまでAIに任せられる?「構成→原稿→スライド化」の3段階

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結論として、営業提案書は「構成」「原稿」「スライド化」の3工程に分けると、AIに任せられる範囲がはっきりします。数字や固有名詞のチェックといった「事実確認」だけは、最後まで人の仕事として残ります。

  • ①構成(骨子):話の流れやスライドの並びをAIに作らせる。「表紙→課題→解決策→事例→料金→次の一歩」のように指示すると、たたき台が一瞬で出てきます
  • ②原稿:各スライドの見出しと要点をAIに書かせる。1スライド1メッセージを意識すると読みやすくなります
  • ③スライド化:GammaやCanvaに原稿を渡して、デザイン付きのスライドに変換する

私自身も先日、自社のセミナー用の提案スライドをこの手順で作ってみました。Claudeに構成と各スライドの要点を書かせて、それをGammaに流し込んだところ、ゼロから作れば半日はかかっていたはずの作業が1時間ほどで「叩き台」まで到達しました。もちろんそのままでは出せないので、数字や表現は自分の目で確認して手直ししましたが、それでも体感的な時間短縮は大きかったです。

公開情報として、GENAI株式会社は自社ブログで、Claude Codeを使った資料作成ワークフローにより営業提案書の作成時間を週20時間から週2時間に圧縮したと公表しています(出典:GENAI株式会社「AIスライド作成ツール比較」2026年8月更新)。ここまで踏み込むには一定の環境整備が必要ですが、「構成→原稿→スライド化」を分業させるという考え方自体は、Gamma単体・Canva単体でも十分に応用できます。

現場太郎

結局、何から始めればいいんでしょう。ツールが多すぎて逆に迷います…

よしなか

ええ質問やね。まずは今度の商談で使う提案書1本だけ、ChatGPTかClaudeで構成を作ってGammaに流し込んでみ。それだけでええねん。

現場太郎

それだけでいいんですか?意外とシンプル…

よしなか

せや。やってみたら「なんだ、こんなに簡単だったのか」って絶対思うから。まずは1本、試すことが全部やで。

ここで一度立ち止まって考えてみてください。スライドの体裁を整える作業、構成を一からひねり出す作業——それがAIに任せられるとしたら、あなたが本来時間を使うべきことは何でしょうか。顧客との対話、提案の中身を練ること、あるいはまったく別の得意分野かもしれません。面倒な作業をAIに引き受けてもらった先にこそ、あなたにしかできない仕事が見えてきます。

まとめ:まずは1本の提案書から

営業提案資料の自動作成AIは、Gamma・Canva・Copilot・イルシルなど選択肢が豊富ですが、どれも「叩き台を高速で作る」道具であって、最終的な事実確認と仕上げは人の役割です。まずは無料枠のあるツールを1つ選んで、次の商談で使う提案書を1本だけ作ってみてください。触ってみれば、思っていたより簡単だと実感できるはずです。社内でAIツールの使い方を体系的に学びたい場合は研修という選択肢もあります。提案資料づくりをはじめ、AIによる業務自動化を社内で本格的に進めたい方は、つむぎや株式会社にご相談ください。

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